墓石に使われる岩石

葬祭、葬送、お墓 By sotouta


墓石に使われる石材

お墓のシンボルとなる墓石ですが、材料となる石材は大まかに分類すると「花崗岩」「閃緑岩」「斑レイ岩」「安山岩」の4種類に分けられます。
その成分や生産地などからさらに300種類ほどに分類することが出来ます。

花崗岩

岩石はまず、堆積岩、変成岩、火成岩に分類され、それぞれ生成過程に違いがあります。

花崗岩は火成岩のなかでも、マグマが地下でゆっくりと冷えて固まって生成される深成岩に分類されます。深成岩は時間をかけて固まっていくため密度が高く硬いという特徴があります。

花崗岩を構成しているのは石英や斜長石、カリ長石、白雲母、黒雲母、普通角閃石などの鉱物で、そこに微量の鉄も含まれています。

鉱物それぞれが占める割合や組み合わせが異なることによって、違いが生まれてきます。また、鉄が酸化すると他の鉱物にも影響を及ぼします。黒、グレー、白ピンク、赤など様々な色の花崗岩が存在するのはこのためです。産地による違いはありますが、同じ産地だからと言って全く同じ模様になるわけでもありません。

花崗岩は密度が高く硬いため、雨風に強く耐久力に優れ、墓石として使いやすい岩石と言えます。お墓以外にも建造物の外壁や床など、様々な建造物の石材として使われています。

墓石で言われている御影石とは花崗岩のことを指します。

閃緑岩

閃緑岩は花崗岩と同じく深成岩に分類される岩石で、密度が高く硬い劣化しにくいという花崗岩と似た特徴を持っています。

違いとしては、花崗岩に比べて有色鉱物が多く含まれていて、閃緑岩の方が黒色が強い色合いになるところです。

花崗岩と斑れい岩の中間的な化学組成を持っており、主に斜長石、角閃石、輝石(単斜輝石、斜方輝石)、黒雲母と少量の石英を含みます。

有色鉱物は輝石よりも角閃石が多いのが特徴で、この点で斑れい岩と区別できます。比較的石英を多く含むものは、石英閃緑岩と呼ばれます。

かなり黒いので、「黒御影石」と呼ばれることもあります。あまり産出量が多くないことから、閃緑岩を使った墓石は高級と言われています。

斑レイ岩

斑レイ岩も深成岩に分類される岩石で、主に輝石(単斜輝石もしくは単斜輝石と斜方輝石)と斜長石(灰長石)からなる深成岩です。

石英を含まないので、白色鉱物はすべて斜長石です。黒っぽい輝石類と、白っぽい斜長石がごま塩状に見えることがよくあります。その他に角閃石やカンラン石を含むものもあります。

黒っぽい斑レイ岩は角閃石・輝石といった宝石の原材料ともなる有色鉱物も多く含むため、磨き上げることで光沢が増し、深みのある黒色を呈します。

黒っぽい鉱物を多く含むものは特に「黒御影石」とも呼ばれ、高級感のある墓石として重用されます。

安山岩

安山岩は、マグマが地表まで出てきて急速に冷えて固まって出来た、火成岩に分類されます。

成分としては、黒っぽい色味の輝石や角閃石、白っぽい色味の長石などからできており、それらが混じりあうことで灰色を帯びた色合いとなります。

生成過程において急冷が伴うため、粒が大きくならず、小さいものが組織状に混ざった岩になり、それが斑点模様となって現れるのが特徴です。

耐久性や耐火性に優れているため、花崗岩に次いで墓石の素材や建築用材として使われています。

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